個人事業で開業しよう

クラウド会計マネーフォワードをレビュー

クラウドで人気のマネーフォワードをレビューしてみたいと思います。

今回使ってみたのは法人会計用のソフトになりますが、個人事業用のソフトでもほぼ同じ仕様になっているはずです。また、個人用の家計簿ソフトとしても人気が高いです。

料金の比較

・個人事業ソフト → MFクラウド確定申告(無料〜月額800円)
※PCもしくはスマートフォンからアクセスして下さい。
・法人会計ソフト → MFクラウド会計(月額1800円〜)
※PCもしくはスマートフォンからアクセスして下さい。
・個人用の家計簿ソフト → クラウド家計簿ソフト(無料)

このクラウド会計の魅力は時と場所を選ばない点にあります。

通常はデスクトップPCで作業するかと思いますが、ベットで寝ながらiPadでキャッシュフローを確認してみたり、外出の移動時間を利用してiPhoneで業績を確認してみたりと、いつでもどこでも仕事をすることができます。

スマホやタブレット端末でマネーフォワードを閲覧

iPadで閲覧時

iPadなどのタブレット端末でマネーフォワードを使用するとこんな感じです。

マネーフォワード iPad閲覧

まったく問題なく閲覧することができました。

iPhoneでの閲覧時

iPhoneで閲覧した際はけっこう小さかったです。

マネーフォワード iPhone閲覧

レシートを取り込めるアプリはあるようなのですが、ほかのアプリは探しても見当たりませんでした。ピンチアウトすれば普通に見れますが、スマホ対応のアプリ待ちといった感じかと思います。

各端末での仕訳入力もできますが、スマホからは作業がしずらいので、デスクトップPCからの入力が中心になるかと思います。

銀行明細の取り込み機能は安全か?

ネット銀行口座と連携することにより、自動で取引明細を取り込んでくれます。会計ソフト側に取り込まれた明細を確認して保存ボタンを押せば、帳簿に反映される仕組みです。

安全性については、多少の抵抗がありましたが、たいていの銀行の場合、「取引の閲覧のためのログイン情報・パスワード」と「振込などのパスワード」は分離されているはずです。
マネーフォワードで必要なのは「取引の閲覧のためのログイン情報・パスワード」だけですので、不正送金などの心配はないのかなという気がします。

法人決算などでは、どの道、決算書にて現金や預金残高などは公開することになりますし、振込のパスワードさえしっかり管理しておけば、安全性は担保されている気がいたします。大手金融機関による出資もされているようですので、安全性は確保されていると感じました。

もちろん、銀行口座の情報はあまり気軽には扱えませんので、個々人の判断になるかと思いますが、抵抗のある方はCSVファイルのアップロードで取り込むとよいかもしれません。

クラウド会計は便利だが、サーバーの反応はどうか?

総合的にはクラウド会計のマネーフォワードは便利な会計ソフトだと思いました。

また、クラウドソフトなので、データ自体はマネーフォワード側のサーバー内にあるため、自宅PCが壊れた際でも安心して利用できるメリットがあると思います。

一方、マネーフォワード側のサーバーが落ちたり、あるいはメンテナンス中の場合はアクセスができなくなるデメリットがあります。どの程度の頻度になるのかは不明ですが、確定申告シーズンのためか、編集中に突然アクセスできなくなったり、サーバーが重いと感じるケースが割と多いように感じました。

PCにインストールする会計ソフトの場合、パソコン内でのデータのやり取りになるため、反応速度ははやいですが、クラウド会計は遠く離れたサーバーとのデータのやり取りになるため、反応速度に微妙な違いがあります。

また、チャートなども表示され、カラフルでみやすくはあったのですが、個人的にはあまりカラフルなのは落ち着かなかったです。フォントや色彩の調整ができるのかどうかは不明ですが、そのあたりのカスタマイズができるといいなと感じました。

まだ、詳細には使っていないので、しばらくは使い込んでみたいと思います。他社ソフトからの乗り換えも簡単でしたので、気になる方は上記のリンクから無料でお試し登録されてみるとよいでしょう。


« 戻る | 個人事業におすすめの会計ソフト

開業の仕方

開業届を税務署に提出しましょう
青色申告で開業するのがお得です
記帳とは何ですか?
個人事業におすすめの会計ソフト
クラウド会計マネーフォワードをレビュー
会計ソフトで納税額は計算できる?
発生主義と現金主義の違い
領収書の保存義務があります!
個人事業用の銀行口座の開設方法
個人事業主向けクレジットカード比較

個人事業の税金

個人事業で納める税金の種類
個人事業主が納める税金の実例
年収と所得、手取りの違い
所得税の税率と計算方法
住民税の所得割と均等割の違い
個人事業税の計算方法
消費税の免税事業者とは?
国民健康保険は適用される控除が少ない
介護保険料の納付は40歳以上が対象
国民健康保険組合(国保組合)とは何か?
給与所得者と個人事業主の税金はどっちが高い?

確定申告の仕方

確定申告の提出書類の実例
e-Taxで確定申告する方法
個人番号カードとは何か?
確定申告後の電子納税のやり方
還付申告と確定申告の違い
所得税の予定納税の還付時期
所得控除と税額控除の違い
人的控除は「人」に関する所得控除
事業所得と雑所得の違い
年度と何年分、事業年度の違い
家賃や水道光熱費の按分計算とは?
事業主貸を返済する必要はない
個人事業に顧問税理士は必要?

ネットでの集客方法

個人事業用ホームページの開設方法
ネットショップの開業方法
個人事業のネットでの集客方法
インターネットFAXで開業コストを削減

個人事業の節税対策

所得控除を増やして節税対策
小規模企業共済に加入して節税対策
国民年金基金は年金額確定の「積立方式」
医療費控除の節税効果
ふるさと納税は節税になるか?
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは何か?


サイトマップ
運営者概要

©2021 www.private-business.jp