マイナポイントとは何か?

マイナポイントは、買い物やチャージをすることによってポイントが付与される消費の活性化策です。また、マイナンバーカードやキャッシュレス決済の普及も目的とされています。

具体的には国が「マイナポイントとして」付与するものですが、実際に付与されるポイント名は選択した決済サービスにより異なります。

例えば、登録する決済サービスをnanacoで選択すれば、国のマイナポイント分として「nanacoポイント」が付与されます。Suicaを選択すれば、「JRE POINT」が付与されることになります。そのため、マイナポイントというものが実際にあるわけではなく、決済事業者が付与する各種ポイントの総称となっています。

利用する決済サービスによって、2~3日後や翌月末など、ポイントが付与されるタイミングが違うため、よく確認してから申し込むとよいでしょう。

マイナポイントの予約・申込方法

実際にマイナポイントの申し込みをしてみましたが、わりと難易度は高めと感じています。申し込みについては、パソコンだけではなく、スマホからも申し込みすることができます。

こちらのマイナポイント事業の公式サイトから申し込みをされるとよいでしょう。

マイナポイント事業

当サイト運営者の場合はパソコンから申し込みをしましたが、IEのブラウザでアクセスし、事前セットアップなどのファイルを準備しておきます。

あとは手順にそって、マイナポイントの予約や申し込みをすることになります。

その際、クレジットカード決済等を選択して「名義人」を入力する画面があると思いますが、左右の枠にそれぞれ名前と名字を分けて入力することをおすすめします。

当サイト運営者の場合、最初の左枠に氏名の両方を入力していたため、何度やってもエラーになりましたが、上記のように左右に分けて入力するとよいでしょう。

高齢者にとっては難易度が高めかと思いますが、公式サイトにて動画が公開されているため、そちらを参考に申し込むことをおすすめします。

当サイト運営者はジャパンネット銀行のデビットカードを選択して申し込みをしましたが、ポイントの付与は翌月末とのことです。

親の分でnanacoでも申し込みをしましたが、そちらの方はわりと簡単でした。親のnanacoについては、2~3日後にセンター預かり分として付与され、このセンター預かり分はセブン‐イレブンのレジですぐにnanacoポイントを受け取れたとのことです。

選択する決済サービスによって、ポイント付与のタイミングにバラツキがあるのかもしれません。

現時点では選択可能な決済サービスの数が少ないように感じますが、今後も順次、申し込みが可能な決済サービスは追加されていくとのことです。一度申し込みをしたら決済サービスの変更はできないため、9月1日までは様子見でもよいかもしれませんが、マイナンバーカード(個人番号カード)については時間がかかるため、あらかじめ取得しておくとよいでしょう。

ジャパンネット銀行のデビットカードを選択した場合

当サイト運営者はジャパンネット銀行(※現在のPayPay銀行)のデビットカードを選択しましたが、こちらの場合は翌月末のポイント付与とのことです。「マイナ交換ポイント」として付与されますが、最終的にはこのポイントを「Amazonギフト券」または「nanacoギフト」に交換することができます。

ただし、法人用のクレジットカードは対象外となるため、個人消費にひもづく決済サービスで登録されるとよいでしょう。また、カードレスVisaデビットはエラーになるとは思いますが、実物のデビットカードの方で申し込みすることをおすすめします。

申し込み自体は現時点(※2020年7月)でも可能ですが、実際にポイントが付与されるのは「2020年9月1日から2021年3月31日までの間に」、買い物やチャージした分が対象となります。

プレミアム率は「チャージ額または購入額の25%、上限5,000円分」となっているため、2万円を使って5,000円分のポイントが付与される計算になります。

当サイト運営者の場合、7月24日に上記のマイナポイント公式サイトから申し込みをし、9月に入ってから登録したカードで5万円程度の買い物をしましたが、10月20日にポイント付与のメールが来ていました。

おそらく、銀行口座の管理画面ではポイントが付与されたかどうかは分からないと思いますので、うっかりこのメールを見逃さないようにしましょう。

あとはメールに記載されている手順にそってマイナポイントを交換することになります。

当サイト運営者の場合、5万円程度の買い物をして上限の5,000ポイントが付与されていましたが、25%の還元率ですので、2万円程度の買い物でも上限の5,000円が付与されるはずです。

このポイントを「Amazonギフト券」または「nanacoギフト」に交換できるとのことで、最終的にはnanacoポイントをもらえました。

このマイナポイント制度の感想ですが、高齢者にとっては少し難易度が高めなのではないかと感じています。また、登録の手間を考えますともう少しポイントが欲しいところですが、実際、ポイントにつられて5万円も消費してしまいましたし、消費の活性化策としては一定の効果があるのかもしれません。